今日の講義も疲れたなあ
でも帰りの電車は混んでるし、まだまだ先は長いな・・・
トラくんの家はここから1時間くらいだって言ってたっけ
行きも帰りも電車なんて大変だよね
入学したときよりだいぶ慣れたけど、やっぱり自転車や徒歩で帰るひとが羨ましいなあ
ぼくも近くに引っ越そうかな
みなさんこんにちは、トラです。
十条駅の周辺にはたくさんの学校があり、いつも多くの学生さんで賑わっています。
たとえば、帝京大学、東京家政大学、東京成徳大学、資生堂美容技術専門学校などがありますが、みなさんの通う学校はどのくらい通学時間がかかるでしょうか。
今回は、進学先が決まったら引越したほうがいいのか、それとも実家から通ったほうがいいのか。
引越すならどの地域がおすすめなのかを考えていきたいと思います。
通学時間は短いほうが絶対にいい
実家から1時間半かけて通ったつらい思い出
私は以前、実家から片道1時間半かけて学校に通っていたことがあります。
絶対に行きたかった学校だったし、最初の3ヶ月くらいは良かったんです。
志望校に合格できたー!ちょっと遠いけど、体力が増えていいかも!
部活もやりたいなあ…!
なんてやる気に満ち溢れていたのですが、3ヶ月くらい経って学校に慣れてくると、
往復3時間の移動でヘロヘロ…。
部活なんてやってたら体力が持たないし、授業中も眠いよ…。
というふうになり、電車の中で勉強しようと意気込んでいたものの、行きも帰りも爆睡する毎日でした。
徒歩15分のすばらしさ
さすがに1時間半は遠いと思うけど、家から1時間かからないし迷うなあ…という方もいますよね。
また私の経験で恐縮ですが、私は家から電車通勤で30分のところと、家から徒歩15分のところに勤めていた事があります。
ラクだったのは当然後者です。
単純に通勤時間が減るので朝の時間が増えますよね。1日15分×2(往復)で30分。
月に20日出勤するとして、たった1ヶ月で10時間も差が生まれます。
その他にもメリットはたくさんあります。
電車遅延を気にしなくていい
・・・特に埼京線はよく遅延するので、家を早めに出るなど対策が必要です。
満員電車に乗らなくていい
・・・特に埼京線の朝は戦場です。乗るだけで疲れます。
歩くだけでいいので気がラク
・・・太陽を浴びて歩くことでリフレッシュでき、爽やかな気持ちで出勤できます(うそみたいですが本当です)。時間管理もしやすいです。
電車通勤について回るのは主に精神的な疲労ですが、朝少しでもゆっくり支度ができて、心に余裕をもって出勤できるのはかなりのメリットではないでしょうか。
以上のことから、可能であれば職場や学校の近くに引越すのを強くおすすめします。
とはいえデメリットもある
学校の近くに引越すメリットはとても大きいですが、デメリットもあります。
家賃や生活費がかかる
・・・なんと言ってもお金がかかります。家事も、実家にいれば家族が面倒を見てくれたかもしれませんが、一人暮らしをするなら全部自分でやる必要があります。
その反面、一人暮らしをすれば全部が自分の時間なので、勉強も遊びも自由にスケジュールを組めるという良さもあるかもしれません。
自宅がたまり場になる可能性がある
・・・学校から近すぎるといわゆる「たまり場」になってしまう可能性があります。
友達が遊びにくることに抵抗がない方ならいいかもしれませんが、あまり頻繁に来られるのは困るという方は、距離感を少し考えたほうがいいかもしれません。無理なときに断れる方は問題ありませんが、自信がない方は少し学校から距離をとって、自転車通学も視野にいれると良いと思います。
以上2点をクリアできるのであれば、ぜひ学校近くに住むことも検討してみましょう。
十条駅周辺の家賃相場
JR埼京線 十条駅の家賃相場は6.5万円です。
周辺の駅と比べてみましょう。
駅名 | 家賃相場 | 駅名 | 家賃相場 |
---|---|---|---|
JR 板橋駅 | 6.8万円 | JR 東十条駅 | 6.5万円 |
JR 十条駅 | 6.5万円 | 都営三田線 板橋本町駅 | 6.5万円 |
JR 赤羽駅 | 6.9万円 | 都営三田線 板橋区役前駅 | 6.9万円 |
上の図から、十条駅周辺は比較的家賃が安い地域だと言うことがわかります。
あくまで相場なので、もっと安いところも高いところもあります。
安いところには理由がある!納得できるならアリ
実際に調べてみると、安いところは築年数が50年以上のアパートが多く、リノベーションしてきれいな内装になっているところもあります。
築年数が古いと地震などのときに不安がありますが、やはり家賃は安いのでどちらをとるか、という問題になります。
ちなみに私も築50年で家賃5.5万円の物件に住んでいたことがありました。
幸いその間に災害に巻き込まれたりはしなかったですし、家賃が安い割に広いお部屋を借りられたので快適だったのですが、ひとつ困ったのが虫です。
開封済みの米を袋に入れたまま(くちは輪ゴムで縛っていました)キッチンの引き出しにしまっていたのですが、使おうとしたら小さい虫がわいていたことがありました…。
それ以外に困ったことはありませんでしたが、お米を保管する際には防虫剤や唐辛子を活用して、専用の容器にいれることをオススメします。
毛皮のコートなども虫には気をつけたほうがいいですね。
安心して暮らすためには費用がかかる
十条駅周辺は、東京の中でも治安が良いと言われていますし、実際私もそう思います。
学校はある程度治安がいいところでないと建てられないので、その意味でも安心です。
それでもやはり一人暮らしには不安がつきまとうので、心配な方はオートロックやカメラ付インターフォンなど、防犯に力を入れているマンションなどを探すといいでしょう。
また、一般的に1階よりは2階のほうが侵入しにくいと言われています。
費用と相談しつつ安心して暮らせる家を探しましょう。
学校との距離感を考えよう
学校の近くに住む場合、本当に学校の目の前に住みたいのか、少し離れたところがいいのか考えておきましょう。
十条駅周辺の学校との距離感をかなりざっくりですが図にしてみました。
移動時間はGoogleマップや各学校のサイト、私の実体験からだいたいの時間を出しています。
十条と東十条は同じJRですが、十条は埼京線、東十条は京浜東北線のため一本で繋がっておらず、乗り換えが必要です。
歩いて行く場合、2つの駅は約750メートル離れているので、約10分かかることに注意が必要です。
「駅から15分の物件」などの条件で物件を探す場合は、駅からどの方面に15分なのか、自分の通う学校とは逆方向ではないかなど、あらかじめ学校や駅との距離感を把握するようにしましょう。
自転車通学をする場合、自転車を置く場所を事前に決めておくのも大切です。賃貸だと自転車置き場がないケースも多いですが、大家さんに相談すると隅っこに置かせてもらえることもあります。
赤羽や池袋も便利でおすすめ
学校の最寄り駅に住むことで、電車内の混雑や通学のストレスが減り、生活の質が上がることは間違いないです。
しかし、十条や板橋はいろんな意味でおとなしい街です。
夜は基本静かで、遅くまで飲み歩いている人がいるイメージはないので暮らしやすいですが、おしゃれが好きなひとやゲームセンター、飲み会が好きなひとには少し物足りないかもしれません。
大きな街ほど便利な面も多いので、自分の生活スタイルをもとに何を優先するか決めましょう。
家賃相場はあくまで相場であり、池袋などの栄えている街でもタイミングによっては安い物件が見つかったりします。まずは不動産屋さんに理想を伝えてみましょう。
十条のいいところ
十条にはスーパー、飲食店、コンビニ、100円ショップ、病院、美容院、など生活に必要なものが揃っています。
しかし繁華街ではないので比較的治安がよく、学生さんでも安心して暮らすことができます。
また、JR埼京線は池袋、新宿、渋谷、恵比寿、大宮すべて乗り換え無しで行くことができます。すごく便利!
便利であるがゆえに、本数が多いにもかかわらず出勤ラッシュと帰宅ラッシュは激混みです。
商店街にカラオケはありますが、大きなゲームセンターやスポッチャなどの商業施設はありません。
若者向けの洋服もあまりありません。
駅前に新しいお店ができて再開発が進んでいるので、そのあたりは今後に期待です。
・・・執筆中・・・